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リスク予測運転知能モデルに基づく協調型運転支援システム

ポンサトーン ラクシンチャラーンサク(Pongsathorn Raksincharoensak)氏

東京農工大学 大学院工学研究院 先端機械システム部門

准教授 ポンサトーン ラクシンチャラーンサク(Pongsathorn Raksincharoensak)氏

※ 所属、役職等は受賞当時のものです

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研究概要

自動運転技術には、運転の快適性向上と並んで、交通事故の防止効果といった安全性能も期待されている。
ただし、現行の運転支援技術は、それにはまだ不十分であるのが現実である。

ラクシンチャラーンサク氏は、熟練ドライバの運転知能「先読み運転モデル」をベースに、交通事故リスクを最小にする規範運転操作を導き出し、ハンドルやペダルに最適な反力を発生させるなどしてより安全な運転へと誘導する手法を提案した。

運転者の状態や個人特性に適合する協調型の制御手法は、自動車運転技術としてはもちろん、ロボットや家電のインターフェイスにも応用可能な技術として期待される。

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